デルの考える働き⽅改⾰をもっと詳しく知るには。

日経BP社の許可により、2017年4月25日~ 2017年5月31日掲載 の 日経ビジネスオンライン Special を再構成したものです

“笛吹けど踊らず”はなぜ起こる? 働き方改革「成功/失敗」の分かれ目は

働き方改革の「失敗」を回避する3つのポイントは?

「働き方改革の効果を最大限に引き出すには、大きく3つのポイントがあります」と、話すのは、デル日本法人でフィールドマーケティングマネージャーを務める本谷 和美氏だ。

デル株式会社 クライアント・ソリューションズ統括本部 フィールドマーケティングマネージャー本谷 和美 氏

デルでは「Workforce Transformation」という働き方改革を提唱し、自らもそれを実践することで、大きな成功を収めている。その経験から導き出されたのが、3つのポイントなのだという。

まず第1のポイントは冒頭で触れたように「一部の従業員だけではなく全ての従業員を対象にすること」。働き方改革の最大の要は、ITを活用したコミュニケーションやコラボレーションの変革にあるが、一部の従業員だけを対象にしたケースでは、これが十分に進まない危険性が高いからだという。

「デルではWeb会議やビジネスチャットなどを積極的に活用することで、どのような場所でもコミュニケーションを行えるようにしていますが、これを従業員全員が使うようになってきたのはフリーアドレスを推奨し、Web会議を外部ツールからSkypeソフトフォンにしてからのことです。そのため以前は、これらのツールをあまり使わない従業員には電話やメールで連絡する必要があり、不便さを感じていました。しかし今では全員が同じSkypeソフトフォンを使えるため、例えばWeb会議をするにしても、相手がどこにいるのかを意識することなく、いつでもコミュニケーションを行えるようになっています」(本谷氏)

利用者が満足できる端末の選択も重要

従業員全員がこのような環境を手に入れるには、当然ながらモバイル端末を全員に配布することが不可欠だ。そして本谷氏はその選択も重要になると指摘。これが第2のポイントだという。

デルでは従業員の働き方に応じた最適な端末が支給されているが、主に使われているのは同社が製造・販売するノートPC「Latitude」だ。この製品ラインアップには「クラムシェル型(ディスプレイとキーボードが一体となり折りたたんで持ち運べる一般的なノートPC)」と「2 in 1型(キーボードの脱着によってタブレットとしてもノートPCとしても利用できるもの)」の2種類が用意されている。

Latitudeの「2-in-1モデル」である「New Latitude 5285 2-in-1」。最新の第7世代インテル ® Core™ i7-7600Uプロセッサーを搭載することで、スタイリッシュな筐体ながら、企業ユースに必要な堅牢性やセキュリティ機能を装備。ビジネス用途でも十二分な対応が可能だ Latitudeの「2-in-1モデル」である「New Latitude 5285 2-in-1」。最新の第7世代インテル ® Core™ i7-7600Uプロセッサーを搭載することで、スタイリッシュな筐体ながら、企業ユースに必要な堅牢性やセキュリティ機能を装備。ビジネス用途でも十二分な対応が可能だ

デルがLatitudeを社内で活用しているのは、自社製品だからという理由だけではない。米国防省の調達規格にも準拠する高い堅牢性と耐久性、強固なセキュリティ機能、大規模運用に適した管理機能、長時間のバッテリー駆動など、企業ユースに適した様々な特長を備えているからだ。例えばセキュリティでいえば、スマートカードリーダーや指紋認証モジュール、非接触型NFCモジュールなどをオプションで選択可能。情報漏洩のリスクを極力抑えることが可能だ(図)。

「デルは全世界の企業ユーザーと積極的に対話を行い、働き方改革に最適な端末のあり方を模索してきました。その結果生まれたのがLatitudeなのです」と本谷氏は語る。

このような企業ユースに耐える特長を備えながら、軽量化やデザインにもこだわっている点も大きなポイントだ。例えば2 in 1型モデルではキーボード装着時でも1.196kg〜、キーボードを取り外すと0.86kg〜という軽さ。また筐体デザインも、シャープでスッキリとしたスタイリッシュなものになっている。

「インテルとデルが共同で行った米国での調査では、ミレニアル世代(1980〜2000年生まれの世代)の従業員は、仕事でもスタイリッシュなものを使わないと満足できないことがわかりました。会社としてこのようなものを提供することも、働き方改革の重要な要素だといえます」

これらの特長を高く評価し、Latitudeを導入する企業も数多い。また実際にLatitudeを導入した企業では、満足度も高くなっている。それを裏付けているのが、2016年9月15日号の「日経コンピュータ」に掲載された、顧客満足度調査の結果。デルはその「ノートPC部門」で第1位を獲得した。

海外での調達やサポート体制も意識すべし

モバイル端末を全員に配布すれば、それらのサポートをどうするかも考えなければならない。これが第3のポイントだ。特にIT人材が不足している中小企業の場合、故障時の対応は、頭の痛い問題だといえるだろう。また大企業にとっても、全国の従業員が持つ端末のサポートは、決して簡単ではない。

このような悩みに対し、デルでは充実したサポート体制で応えている。デル製品が故障した場合、デルの技術者がその現場に行き、オンサイトでパーツ交換などを行い、修理できる体制を整えているのだ。

最近では企業規模の大小を問わず、海外で活動するケースも増えており、海外拠点での端末調達やサポートをどうするか悩んでいる企業も多いはずだ。これもデルであれば解決できる。同社は全世界180カ国で製品を販売しており、インターナショナルサポートも用意しているからである。

しかし全員にノートPCを配布するのは、コスト負担が大きいと考える経営者も多いのではないか。この疑問に対して本谷氏は「実は全員が働き方改革を成し遂げることで削減できるコストもあります」と指摘する。例えばWeb会議の導入に伴い社内電話の使用を停止すれば、既存の電話システムを維持・更改するためのコストが不要になる。またLatitudeにはSIMを装着できるモデルも用意されており、これを利用すれば外出先で使用することの多いWi-Fiルーターも必要なくなる。このようなコスト削減と、生産性向上の効果を合わせれば、投資する価値は十分にあるという。

デルでは、他社に先んじて働き方改革に取り組み、今では場所や時間を問わず、全社員が思いのままにコミュニケーションやコラボレーションを行える環境を実現している デルでは、他社に先んじて働き方改革に取り組み、今では場所や時間を問わず、全社員が思いのままにコミュニケーションやコラボレーションを行える環境を実現している

2 in 1型にSIMを装着すれば、Wi-Fiが導入できない狭い店舗や倉庫などでの活用も考えられる。働き方改革の対象をホワイトカラーだけではなく、現場スタッフにまで拡大できるのだ。これによって本社と現場とのコミュニケーションを円滑にすることで、現場力をさらに強化していくことも可能になる。

もちろん働き方改革を成功させるには、社内の意識変革や新たなルール策定などの取り組みも必要だ。従業員全員に適した端末を配布することは、その第一歩にすぎない。しかし「千里の道も一歩から」。第一歩を正しく踏み出せるか否かは、その後の成否を大きく左右することになるはずだ。

お問い合わせ

デル株式会社